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看板の各材質による特徴(メリット・デメリット)や耐用年数について

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看板の各材質による特徴(メリット・デメリット)や耐用年数について

看板の各材質による特徴(メリット・デメリット)や耐用年数について

2022/01/27

お買い物をしたり街を歩いたりしていると、いろいろなものが目にとまります。建物の大きさや外壁の色など、さまざまなものが目にはいるでしょう。

 

そのなかで看板は、自然に目がいくもののひとつです。看板がおしゃれだと、お店のなかをのぞいてみたいという気持ちになりますよね。一方で、ガタついていたりボロボロだったりすると、敬遠してしまうのではないかと思います。せっかくのお店も、看板で敬遠されてはもったいないでしょう。

 

そこで今回は、看板の耐用年数についてご紹介いたします。適切なタイミングで看板のお手入れを検討してみてはいかがでしょうか。

 

看板には耐用年数がある

「耐用年数」という言葉になじみがなく、そもそもなんなのか疑問に思った方もいらっしゃるでしょう。

 

耐用年数(たいようねんすう)とは、資産計上ができる年数のことです。長期にわたり反復使用に耐える経済的に価値があるものの使用、または所有の価値の減価を、各年度に費用配分していく場合の計算基礎となります。

 

いわゆる、看板が資産として価値をもっている期間のことです。耐用年数=寿命とはかぎりません。また、看板は減価償却資産でもあり、事業に必要な固定資産となるため、確定申告が必要です。看板が新品か中古かの違いで耐用年数も変わってきます。今回は新品の場合について、解説していきましょう。

耐用年数(器具・備品)(その1)は自由に動かせるものが該当

資産区分は「器具及び備品」で、構造用途が「看板・広告器具」になります。看板(立て看板や電飾看板など)・ネオンサイン・気球は「3年」、服飾店やアミューズメント施設に飾ってあるマネキン人形や模型は「2年」です。そのほか、主として金属製のものが「10年」、材質が金属製以外のものが「5年」です。

 

上記の年数に該当するものの基準として、人の手で自由に移動ができるかどうかが関わってきます。

引用:国税庁 耐用年数(器具・備品)(その1)

 

耐用年数(建物/建物附属設備)は人の手では動かせないものが該当

お店の前に看板が置けるスペースがあればいいものの、環境によってはそうでない可能性があるでしょう。その場合、建物の壁に固定されているケースが多く見受けられます。もちろん、この場合も減価償却資産に該当します。

 

おもなものは、以下のとおりです。

 

屋上広告サイン:ビルなどの建物の屋上に設置されている大きい看板。モニター画面や写真などさまざま。

 

突出・袖看板:名前のとおり、建物から突き出ている看板。飲食店や医療機関のように、ビルで店舗を展開しているところに使用されている場合が多い。

 

上記の耐用年数は、構造・用途と細目にともない、細かく設定されています。「金属製の建物に固定されているから○○年」と一概には断言しがたいので、詳しくは下記サイトを参照にしましょう。

 

引用:国税庁 耐用年数(建物/建物附属設備)

看板で使用している材質はさまざま

耐用年数について説明いたしましたが、看板で使っている材質はさまざまです。ここでは、おもに看板で取り扱われる材質の特徴について、説明します。

 

アクリル

近年の新型コロナウイルス感染拡大防止策として、飲食店や医療機関で透明のパーテーションを目にする機会が多くなりました。そのパーテーションも実は、アクリル樹脂から作られています。

 

またパーテーションだけでなく、看板としてアクリル板を使うこともあります。アクリル板に光があたると、看板そのものの存在をよりいっそう目立たせてくれるでしょう。色は透明から白色のものが多いです。

 

スチール

スチールは、いわゆる「鉄」です。喫茶店のようなお店の立て看板や、スタンド看板によく使われています。

ステンレス HL

ステンレスは「サージカルステンレス」として、金属アレルギー対応のアクセサリー・スプーン・フォークのような食器をはじめ、生活に関わる分野でも広く取り扱われているものです。鉄のなかにクロム元素を一定量以上含む合金の一種であり、ステンレス鋼とも呼ばれています。なおHLはヘアラインの略称で、表面加工工程のうちのひとつです。

亜鉛鋼板

亜鉛銅板はその名のとおり、鋼板に亜鉛めっきをしたものです。看板のほかには乗用車の下回りにも使用されています。

 

材質のメリットとデメリット

最後に、上記でご紹介した材質のメリットとデメリットをご紹介しましょう。

 

アクリル

アクリルの強度はガラスの10倍以上あり割れにくいため、安全面に優れています。また、強い耐水性ももち合わせており、悪天候のなかでも安定性を保てます。一方、表面に傷がつきやすいところが難点です。

 

スチール

スチールはいわゆる鋼のため、重さと丈夫さをもち合わせています。しかし金属なので、風雨にさらされるとさびが出やすくなるでしょう。日頃から水滴やゴミを取り除いたり、表面にできたさびを取ったりなど、こまめなメンテナンスが必要です。

ステンレス HL

ステンレスは「さびにくい」「熱に強い」「腐食しにくい」という特徴があり、加工性にも優れています。ただし必ずしも永久的なものではなく、年数が経つにつれて劣化するため、定期的なメンテナンスが必要です。

 

亜鉛鋼板

鋼板の表面に亜鉛めっきが施されていることで、高い耐食性と防錆効果をもち合わせています。水滴によりめっきがはがれたとしても、犠牲防食作用で鉄より先に亜鉛が溶け出すので、さびつきと腐食を防いでくれるでしょう。長期間メンテナンスを施す必要もありません。

 

なおデメリットとして、板表面に「スパングル」と呼ばれる模様、いわゆる不純物が出ることがあります。

 

まとめ

今回は、看板の耐用年数だけでなく、材質の特徴についてご紹介しました。耐用年数(たいようねんすう)とは、資産計上ができる年数のことで、看板が資産として価値をもっている期間を指します。事業に必要な固定資産になるため、確定申告を忘れずに行いましょう。

 

なお「タカハシ企画」では、他店でお断りされてしまった案件も、多数うけたまわっております。お見積もりは無料でお受けいたしますので、お気軽にご相談ください。

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