箱文字(チャンネル文字)ができるまで④

こんにちは。

タカハシ企画、スタッフブログ担当のYです。

 

現在、箱文字(チャンネル文字)ができるまでを

① データー作成→原稿出し→レーザーカット

② 並べ→削り→寸法→プレスV溝加工

③ 仮付け→本体完成

④ 渡り→アンカー位置→穴あけ

⑤ 仕上げ→出荷

の順で紹介しています。

 

今回は、④ 渡り→アンカー位置→穴あけ を紹介します。

 

前回は、はんだ付けをして、本体が完成する所まで紹介しました。

 

 

次に看板製品(箱文字)を、壁に設置するためには、下図のように裏加工をしないといけません。

 

 

まず、渡り(わたり)を裏面に数か所付けていくのですが、その場所に合うサイズにカットしていきます。

 

 

バランスよく渡りをカットしたのが次の写真です。

 

 

渡りを付けた場所にボルトが固定されるので、バランスよく渡りを準備します。

 

次に準備した渡りを、裏面のツラと同じ高さで、はんだ付けしていきます。

 

 

渡りをはんだ付けしたら、次にボルトを通すための穴を開けるので、穴を開ける所に印を付けます。

当社では、アンカー位置決めと言っています。

 

次の写真のように、図面と製品を重ね、ポンチという道具を使って穴を開ける所に印を付けます。

 

 

 

次に、印を付けた所に、キリで穴あけ→タップで溝切りを行います。

看板製品(箱文字)のサイズによって、穴を開ける径を変えています(M4、M6など)。

 

 

 

次の写真が、裏加工完成した写真です。

 

 

 

タップで溝を切ることでボルトを直に固定でき、ナットなどを使う必要がありません。

 

次回は ⑤ 仕上げ→出荷 を紹介したいと思います。

ありがとうございました。